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2024.09.03

平屋に廊下は必要?廊下のメリットデメリットや間取りプランを紹介【鹿児島の注文住宅】

笠之原モデルハウス

これから平屋の注文住宅で家づくりを考えている場合、どのような間取りにしようか、悩まれている方が多いかと思います。その中でも、「廊下はあった方がいいのか、ない方がいいのか」は誰もが一度は考える疑問でしょう。

そこでこの記事では、廊下のあり・なしそれぞれのメリットとデメリットを詳しく解説し、廊下ありなしそれぞれの参考プランも合わせてご紹介します。
間取りで悩まれている方にとって非常に参考になる記事ですので、是非最後まで読んでください。

廊下のある平屋のメリット・デメリット

窓から外を見る女性

まずは廊下のある平屋の間取りのメリットとデメリットをみていきましょう。

 

メリット1:家族間のプライバシー確保ができる

廊下があることで、すべての部屋が直接隣同士にならずつくることができるため、家族が個々の空間を確保できるメリットがあり、プライベートな時間を過ごしやすくなります。
また、工夫の仕方によっては来客時も廊下を利用してリビングを通らずに他の部屋へ移動できるため、家族のプライバシーを守ることができます。

廊下があることにより、生活の中でお互いを阻害せず、安心して自分の時間を楽しめるでしょう。

 

メリット2:回遊動線がつくれる

廊下があることで、各部屋への動線設計の幅が広がるため、回遊動線をつくりやすくなります。回遊動線とは、動線上で行き止まりをつくらず、家全体をスムーズに動き回れるような設計のことです。
回遊動線をつくることにより、日常生活や家事の動線が効率的になり、日々の移動が楽になります。

また、回遊動線内に収納スペースや洗面台などを設けることで、スペースの無駄を減らし、快適な生活環境を叶える間取りにできるでしょう。

 

デメリット1:各部屋の面積が狭くなる

廊下のある平屋では、建てたい坪数を決めている場合、廊下の分だけ各部屋の面積が狭くなるデメリットがあります。

とくに土地に限りがある場合、建てられる大きさや形が縛られるため、影響が大きくなります。限られたスペースを有効に使いたい場合は、廊下の長さを短くするか、廊下を設けない間取りを検討しましょう。

 

デメリット2:坪数が大きくなり、コスト高になる

廊下を設けた分だけ建物の坪数はおのずと増えるため、建築コストが高くなるデメリットがあります。
前述したように、廊下がある分だけ各部屋の面積は縮小されます。それでは満足できず部屋の面積も拡大すると、その分だけ建築コストも上昇します。

コストを抑えたい場合は、廊下のない間取りを検討すべきでしょう。

 

廊下のない平屋のメリット・デメリット

続いて廊下のない平屋のメリットとデメリットをみていきましょう。

 

メリット1:短い動線設計ができる

廊下のない平屋では各空間が直接つながるため、その分動線が短くなり、効率的な設計が実現できます。
たとえば、キッチンと洗面所をつなぐ「家事動線設計」や、脱衣所とランドリールームをつなぐ「洗濯動線」などは、廊下のない間取りの活用成功事例です。

廊下のない間取りをうまく活用することで、日常の移動がスムーズになり、家事の負担を軽減できます。

 

メリット2:日当たりや風通しがよくなる

廊下のない平屋にすることで、日当たりや風通しが良くなるメリットがあります。

廊下をなくすことで、空間同士を仕切る壁が少なくなり、部屋全体に自然光が行き渡りやすくなります。また、各部屋の窓や扉を開けておくと風がスムーズに通り抜けるため、室内の換気がしやすく、快適な住環境を保てます。

 

デメリット1:音や臭い漏れが起こりやすい

廊下のない平屋では部屋同士が隣接しているため、音や臭いが伝わりやすいデメリットがあります。

廊下は音などの緩衝材としても機能しています。それがないため、キッチンやリビング、各お部屋の音や臭いが他の部屋に漏れやすくなります。
対策としては、換気性能が高い窓を設けることや、プライベートルームに吸音素材を使用することなどが挙げられます。

 

デメリット2:間取りに制約ができる

廊下のない間取りでつくる場合、廊下がある間取りと比べて部屋の配置の自由度が減ります。そのため、希望の間取りが叶わないこともあります。

廊下がない間取りとなると、基本的には玄関→LDK→各部屋といった造りになります。ですので、どの位置にどの部屋を配置するかまではできますが、たとえば寝室はリビングなどから離れて造りたいと思っても、実現する場合必ずどこかの部屋を通ることになります。

このように、間取りに制約ができることが、廊下がない間取りの大きなデメリットだと言えます。

廊下をつくる場合の適切な横幅は?

設計イメージ

廊下の適切な横幅は、一般的には78cm前後が基本とされています。この幅は、人がすれ違う際に必要な最低限のスペースです。

バリアフリーの観点で車椅子の利用も考える場合は、90cm以上の幅が望ましいとされています。また、大型家具や家電の搬入を考慮する場合も、90cm程度の幅があれば問題ありません。

ただし、廊下の幅を広げるとその分建物の面積が増え、コストが高くなる可能性があるため、必要に応じて計画を立てることが大切です。

廊下あり・なしそれぞれの平屋プラン

廊下がある間取り、ない間取りそれぞれのメリットとデメリットを確認したところで、実際の実例もみていきましょう。
ここでは、廊下ありの間取り、なしの間取りをそれぞれ2プランご紹介します。

 

廊下あり:ぐるっと回遊プラン

廊下をつくり、リビング~キッチン~脱衣・ランドリー~ファミリークローゼット~各居室~リビングと、ぐるっと回遊できるプランです。
キッチン周辺に水回りやメイン収納が集まっているため家事がラクになる動線にもなっています。

 

廊下あり:プライベートを確保したプラン

LDKの家族が集まるパブリックスペースと、各居室のプライベートスペースを、廊下を挟んでわけたプランです。
家族でワイワイ楽しんでも個室には響きづらいため、一緒の家にいながらも静かな時間を過ごせます。

 

廊下なし:家族が集まるセンターリビング設計

LDKを中心にしているセンターリビングプラン。
奥の個室や水回りに行くためには必ずリビングを通ることになるので、自然と家族が集まるLDKになります。

 

廊下なし:家事動線に優れたプラン

LDKを中心に、家事の基本的な動線を短くした家事動線に優れたプランです。
廊下がない分、各部屋に行きやすく、洗濯物などの片付けも短い動線ですむので、日頃の家事がラクになります。

まとめ:平屋で廊下をつくるかは暮らし方で決めよう

この記事では、廊下のあり・なしそれぞれのメリットとデメリットの詳しい解説や、廊下ありなしそれぞれの参考プランも合わせてご紹介しました。

どちらのパターンもメリットデメリットは存在するため、どちらが正解かはありません。やはり住んだ時のイメージをしっかりもち、納得したうえで設計することが大切です。

この記事を参考に、理想の平屋を手に入れましょう。

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