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2024.08.06

平屋で後悔しないための注意点5選!とり入れたいポイントもご紹介【鹿児島の注文住宅】

家づくりを考えている方に根強い人気の平屋住宅。家族の距離が近かったり、バリアフリーの面でも優れていたり、建てることによる暮らしのメリットが多くあります。
しかし、注意しておかないといけない点もいくつかあり、知らなかった場合、家づくりを後悔してしまうことにもなりかねません。

そこでこの記事では、平屋で後悔しないための注意点5選と、平屋の家づくりにとり入れたいポイントを3選ご紹介します。

新築の平屋を建てる際に知っておきたい注意点5選

平屋を建てる際に知っておきたい注意点をみていきましょう。注意点は以下の5点です。

  • 間取りに工夫が必要となる
  • コストが高くなる場合がある
  • 防犯や目隠しに注意が必要
  • 家族内でのプライベート時間がとりづらい
  • 土地選びには建ぺい率も考慮する

 

間取りに工夫が必要となる

平屋は平面的に広がる造りのため、暮らしが不便にならないよう効率的な間取りにすることが大切です。とくに暮らしていくうえで毎日行う家事に関する動線は、しっかり意識しましょう。

たとえば、キッチンと脱衣所・ランドリールームを近くに配置し、移動距離を短くすることで家事の効率が上がります。廊下を最小限に抑え、各部屋に行く生活動線をシンプルにする工夫も有効です。

このような工夫により、平屋でも快適に暮らせる間取りを実現できます。

 

コストが高くなる場合がある

平屋の建設コストは、一般的に2階建てよりも高くなる傾向にあります。理由としては、費用が大きい基礎と屋根の面積が広くなるためです。

2階建てと同じ延べ床面積で比較すると、平屋はより広く横長に面積が必要になります。一方、2階建ては縦に面積が増えるため、基礎や屋根の面積自体は平屋ほど増えません。そのため、基礎と屋根の面積の分、平屋はコスト高になります。

さらに、広い空間を維持するためには、柱や梁の強度も高くする必要があり、これもコスト増加の要因となる場合があります。

 

防犯や目隠しに注意が必要

平屋はすべての部屋が1階にあるため、防犯対策や目隠しに注意する必要があります。何も考えず窓をたくさん設置したり、不必要に大きな窓ばかり選んだりしてしまうと、外からの視線が気になり、結果カーテンや窓は閉めっぱなしになりがちです。

間取りを考える際は、実際に周りからの目線や防犯面も考えながらつくるようにしましょう。

 

家族内でのプライベート時間がとりづらい

平屋はすべての居住空間が1階のフロアにあるため、家族同士でプライバシーを確保することが難しい場合があります。かといって各部屋を壁やパーテーションで区切りすぎると、通風や採光に影響が出ることもあるため、部屋の配置と生活動線で工夫することが大切です。

たとえば、リビングダイニングを家の中央に配置し、あえて廊下を設置してその両側に寝室や子ども部屋を設けることで、各部屋のプライバシーを確保しつつ、通風や採光を妨げない設計、そして家族間のつながりもしっかり保つことができます。

 

土地選びには建ぺい率も考慮する

平屋を建てる場合、土地の広さの他にも「建ぺい率」を考えて選ぶ必要があります。建ぺい率とは、用途地域ごとに定められている土地に対する建物の建築面積の割合を示す指標です。
たとえば60坪の土地で、建ぺい率が40%の土地では、土地面積の40%まで、つまり24坪までの平屋を建てる事ができる計算になります。

建ぺい率の図

平屋で建物の広さが欲しい場合、2階建てと違って平面面積を大きくする必要があります。したがって、建ぺい率が高めの土地、もしくは面積が広めの土地を選ばないと、自身が考えていた規模の平屋が建てられなかったということも起こりえるので、注意が必要です。

平屋を建てるならとり入れたいポイント3選

平屋を建てる際の注意点をご紹介しました。次に注意点とは反対に、とり入れることで成功するポイントを3選ご紹介していきます。

 

家事動線を考えた間取り

平屋を快適にする重要なポイントのひとつとして、家事動線を考えた間取りにしましょう。
たとえば、キッチンを中心にして脱衣室やランドリールーム、収納スペースへの移動がスムーズに行えるように配置すると、家事をする際の動線がスムーズになります。

また、収納スペースを玄関側やランドリールームの近くに配置することで、家事の負担を減らしたり、暮らしていくうえでスムーズに行き来したりできる動線になります。

このような工夫をすることにより、日常の家事がスムーズに進み、時間をより有効に使うことができます。

 

バリアフリー設計

平屋はバリアフリー住宅に非常に適しているため、思わぬケガや高齢になった時のことを考え、バリアフリー設計をとり入れることがオススメです。

たとえば、なるべく生活するうえで必要な動線上の段差をなくし、滑りにくい床材を採用することで、家の中でケガをするリスクを減らせます。

また、車椅子などの利用を考え、通路幅を広く取ったり、玄関までの道をスロープにしたりすると、長く住み続けることを考えると非常に効果的です。

 

防犯やプライバシー面の工夫

注意点でもご説明したように、平屋はすべての部屋が1階にあるため、防犯やプライバシーの面で工夫が必要です。

プライバシーを確保する方法としては、道路側に目隠しフェンスを設置する方法があります。植栽を利用して目隠しをするのも効果的です。

また、高い位置に窓を設けることで、外からの視線を遮りつつ、自然光を取り入れることができます。さらに防犯対策としては、横に細長く、侵入しにくい「横すべり窓」を採用することも有効です。

まとめ:平屋で後悔しないよう、注意点を知っておこう!

この記事では、平屋を建てる際に知っておきたい注意点や、とりいれたいポイントを解説しました。

平屋は生活の快適さやバリアフリーの面などさまざまなメリットがありますが、実際に注意点を知っておかないと、住んでから後悔することになりかねません。

この記事を参考に、自分たちにぴったりの平屋を建てて、快適な生活を手に入れましょう。

 

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