新築住宅を建てる際に考えるべき地震対策のポイントとは?【鹿児島の家づくり】
新築住宅を建てる際、重要なポイントのひとつとして考えていただきたいのは、その家が災害から家族を守れる性能であること。
特に日本のような地震大国では、地震対策は必須と考えられます。
この記事では、新築住宅での地震対策の必要性と、基本的な地震対策の種類やポイント、さらにはその家がどれだけ地震に耐えられるか判断できる、耐震等級についても詳しく解説していきます。
新築住宅での地震対策の必要性
日本は環太平洋地震帯に位置しており、世界でも特に地震が多い国の一つです。
過去には、東日本大震災や阪神淡路大震災など、多くの命が失われた大震災が発生しています。
また鹿児島でも、1914年の桜島大正噴火の時には、M7.1の地震が発生しています。
これらの震災は、私たちに地震の脅威とその対策の重要性を痛感させました。
新築住宅を建てる際、地震対策は避けては通れないテーマとなっています。
なぜなら、家は私たちの生活の基盤であり、避難場所でもあるからです。
地震が発生した際、家が倒壊することなくしっかりと立ち続けることで、家族の命を守ることができます。
また、家が大きく損傷しなければ、震災後の生活再建もスムーズに行うことができます。
地震対策のための性能の種類3点
地震に強い家を建てるため対策として、基本的な性能の種類は以下の3つです。
詳しく解説していきます。
耐震
耐震とは、建物が地震の力に耐える能力のことを指します。
日本の建築基準法では、一定の耐震性能を持つことが義務付けられています。
耐震性能を高めるためには、建物の構造や材料の選択が重要です。
例えば、構造用合板や集成材などの強度が高い材料を使用すること、柱や梁の配置を適切に行うこと、また、耐震パネルなどの構造を強くする建材をしようするが挙げられます。
これにより、地震の揺れに対して建物が倒れにくく、また大きな損傷を受けにくくなります。
制震
制震技術は、地震のエネルギーを吸収し、建物の揺れを抑制する技術です。
制震装置には様々な種類があり、建物の基礎部分に取り付けられ、地震の揺れを感知するダンパーや、高層マンションやビルといった大型の建物にも使われる制震素材などもあります。
この装置や素材によって揺れのエネルギーを吸収することで、地震の揺れを大幅に軽減し、建物自体の倒壊のリスクからも守ってくれます。
免振
免振は、建物と地盤の間に免振装置を設置し、地震の揺れを建物に伝えにくくする技術です。
免振装置は、ゴムや鋼材などでできており、地震の揺れを吸収します。
これにより、建物自体の揺れを大きく抑えることができます。
免振技術は、新しい建物だけでなく、既存の建物にも後付けすることが可能です。
耐震等級とは?
耐震等級とは、建物が地震に対してどれくらいの強度があるかを示す指標のことです。
具体的には、地震に対する構造躯体の倒壊や崩壊等のしにくさを表示したもので、3段階のランクに分けられます。
耐震性能が高いほど等級の数字が大きくなり、専門知識を持たない人でも建物の耐震性を客観的に評価できる指標として広く用いられています。
耐震等級はどのレベルを取るべき?
新築住宅を建てる際には、最低でも耐震等級2以上を選ぶことを強くおすすめします。
特に、地震のリスクが高い地域に住む場合や、家族の安全を最優先に考える場合は、耐震等級3を選択することを考慮すべきです。
耐震等級3の家は、大震災が発生した際でも、家族を守る最後の砦となるでしょう。
また、耐震等級を選ぶ際の根拠として、過去の大震災や地震の発生頻度、地域の地盤状況などを考慮することが重要です。
これらの要因を踏まえて、最も適切な耐震等級を選択することで、家族の安全を確保することができます。
まとめ
地震は予測することができません。近年、熊本県であった大地震のように、予想していなかった場所で地震が起こることもありえます。
しかし、しっかりとした地震対策を施した家を建てることで、自分や家族を守ることができます。
新築住宅を建てる際には、しっかりとした地震対策を施すことで、安心して生活することができます。
家づくりをする際は、地震に対する性能もしっかりと考慮されてください。
まるわの耐震・制震性能
丸和建設では、耐震・制震性能に優れた「耐震等級3」相当の性能の家づくりを行っています。
壁や柱の隙間という隙間、さらには基礎まで、大地震に耐えうるような性能となり、地震への耐久性を示す「耐震等級」は最高等級の3を取ることができます。
また、家全体を強固にする間取りの造り方である「ブロックプラン」を採用しており、より強固で安心な住宅となっています。
地震に強い丸和の家、その詳しい内容は是非、お近くのモデルハウスや見学会でスタッフにお尋ねください。
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