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2023.09.01

住宅性能表示が改正!今後は性能の良い家しか建てられなくなる?その内容を徹底解説!【鹿児島の家づくり】

省エネ

昨今の家づくりの中で住宅の性能が注目される中、「断熱性」は重要な要素となってきました。
夏の暑さ、冬の寒さをしのぐには断熱性の高い家であることが必要です。断熱性は快適に暮らす上で住宅には不可欠なものとなってきています。

この断熱性の性能を表す表示制度の中に、『断熱等性能等級』というものがあります。
その断熱等性能等級ですが、2022年10月に「断熱等性能等級6・7」が新設されたことで、住宅を建てる上での性能の基準がまた大きく変わりました。

そこで今回は、断熱等性能等級の詳細と今後建てられる性能の基準、断熱等性能等級の高い住宅のメリットについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

断熱等性能等級とは?

断熱現場

断熱等性能等級は、住宅の断熱性能を示す指標として設けられています。この等級は、住宅の断熱性能を数値で示す「UA値」というものに基づいて格付けされています。
具体的には、UA値が小さいほど断熱性能が高いとされ、省エネ性能の高い住宅として広く知られている「ZEH(ゼッチ)」の場合、鹿児島地区ですとUA値は0.60W/(m²・K)以下となります。

2022年4月1日時点では5つのランクが設定されていましたが、同年2022年10月1日からは、戸建て住宅には新たに等級6・7が創設されました。

各断熱等級の違いは?

各断熱等級の概要は以下になります。

断熱等性能等級

参照:LIXIL特集記事より

2030年には過去の最高等級が適用外に?

義務化

2025年度以降は全ての新築住宅に等級4以上が義務化されます。
そのため、今まで最高等級だったはずの等級4は、最低限守らなければいけない最低等級になることが予定されています。

その上、2030年には、省エネ基準の水準がさらに引き上げられ、断熱等級5のZEH(ゼッチ)基準が最低等級になる予定となっています。
現在高い省エネ住宅と呼ばれているZEHすらも最低基準となり、過去の最高等級であった等級4では、家は建てられなくなることになります。

 

断熱等性能等級が高いメリットは?

性能の水準が引き上げられることにはやはり理由があります。
環境にいい住宅を建てるという理由もひとつですが、やはり快適に暮らせる家を建て、長く住んでもらうことも大きな理由のひとつです。

そんな断熱等級の高い家にすることで具体的にどんなメリットがあるのか?
いくつかご紹介していきます。

 

メリット1:快適な室内環境

断熱等級が高い家になるほど、外気の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい室内環境になります。
エアコンなどの冷暖房器具で快適にした室内の温度が大きく変化しにくいため、快適な環境を長く保つことができます。

 

メリット2:光熱費の削減

電気代やガス代などが上昇し続けている中、断熱等級の高い省エネ住宅にすることで、冷暖房の効率がよくなり、光熱費の大幅な削減につながります。

 

メリット3:健康的な暮らしができる

寒さや暑さは様々な病気や体調不良の原因となります。それらが少なくなることで、健康的な暮らしを送ることができます。
また、家の中での急激な温度の変化によって起こる『ヒートショック』のリスクも少なくなります。

 

メリット4:控除や補助金などの恩恵が受けられる

性能が高い住宅だけが受けられる補助金や控除額の増額などの恩恵が受けられます。

例えば、ZEHやZEH以上の住宅が受けられる補助金ですと、『ZEH+』や『次世代ZEH+』、『こどもエコすまい給付金』などがあります。(2023年8月現在)
中には100万円の補助金が出るものもあり、かなり大きな金額となっています。

また、住宅ローンを組んだ人が受けられる『住宅ローン減税』は、性能によって受けられる控除額が変わります。

住宅ローン減税

2024年には省エネ基準に適合しない住宅はその控除の恩恵が受けられなくなります。
決して安くない買い物ですので、受けられる恩恵はなるべく受けたいですよね。

まとめ

今回は大きく改正のあった『断熱等性能等級』に関して説明していきました。
住宅の断熱性能を高めることで、快適な生活環境を実現するだけでなく、エネルギー消費を抑えることができるため、環境にも優しい住宅となります。

様々な記事やサイトで取り上げられていますが、住み手の快適な暮らし、そして大切な家のこれからの資産価値を考えると、今後は等級6や等級7の高い断熱性能を持つ住宅を建てることが理想とされています。

是非今回の話を参考に、理想のマイホームを叶えてください。

まるわの家は等級6がスタンダード

丸和建設は、住み手の快適な暮らしを叶える高気密高断熱住宅を提供しています。

今回お話しした『断熱等性能等級』は、等級6がスタンダードと高い標準性能となっています。
これは、2030年に基準となる等級5のZEH基準すらも大きく上回る性能となっており、たくさんのオーナー様から快適で住みやすいとの声をいただいています。

その快適さは鹿児島県内のモデルハウスや完成見学会などでご体感いただけます。
是非、丸和建設の家をご体感ください。

丸和のモデルハウス