【土地探しのコツとは?】注文住宅の 土地探しで注意するポイント
注文住宅で家を建てる場合、土地探しは重要なポイントになります。
「閑静な住宅街に住みたい」「隣近所を気にせず生活したい」など、さまざまな希望があるでしょう。
ただ、土地探しは時間がかかるため、「疲れた…」「もうここでいいかな…」というように妥協してしまうかもしれません。
しかし注意するポイントやコツを確認しておくことで、効率よく土地探しを進めることができます。
今回は、土地探しをする際の注意すべきポイントについてお伝えします。
注意点を知っておくことで、希望に合った土地を見つけやすくできます。ぜひ、参考にしてください。
希望する土地を購入するために
希望に合った土地探しを進めるコツとして、家族で事前に希望する場所や優先順位について話し合ってイメージをもっておくことが大切です。
早速、それぞれポイントを確認してみましょう。
希望の優先順位をつけてみる
土地探しを有意義なものにするために、希望条件の優先順位をつけておくことが大切です。
例えば通学や通勤の距離を優先にするのか、病院やスーパーなど生活面での利便性を優先するのか、優先順位をつけてみましょう。
子供がいるご家庭であれば、通学路の道幅やガードレール、信号の有無なども気になるところです。
他にも住み慣れたエリアで土地を探すのか、新しい土地で探すのか考えてみましょう。
土地探しをする前に、どのような場所に土地を購入し、どのようなスタイルで生活したいのか具体的にイメージしてください。
具体的なイメージで優先順位をつけることで、本当に求めている項目が明確になります。
優先順位をつけることによって、土地探しの条件が見えてくるのです。
街や地域の将来性を考えてみよう
注文住宅を建てる多くの人が、長年暮らしていくことを考えて土地探しをします。家族のライフスタイルの変かに合わせ、20年、30年と長い間快適な生活を送れる街や地域でなければいけません。
そのため、街や地域の将来性についても調べておくべきです。
例えば開発が進んでいる地域であれば、人口増加が予想され、商業施設や医療、娯楽などの生活関連サービスなども充実していくと予測されます。
逆に人口が減っている地域であれば、将来的に空き家が増えたり、商業施設や生活関連サービスが縮小していったりすることも懸念されます。
他にも市街化調整区域や市街化区域についても確認しましょう。
市街化調整区域とは、市街化が抑制されているエリアになるため、基本的に家を建てることができません。
もし市街化調整区域で家を建てたい場合、別途申請書類などが必要になります。
逆に市街化区域であれば、市街化を進めているエリアになるため住環境が整っています。
土地探しをする時は、将来性のある街や地域であるかについてもチェックするようにしましょう。
土地の予算について
注文住宅で家を建てる場合、どのくらい土地に費用を充てることができるのか予算を決めなければなりません。
建物と土地を合わせた合計金額が家づくりにかかる費用になるため、全体の予算から建物価格を引いた金額で土地予算を決めましょう。
土地探しの注意点
優先順位などが確認きたら、いよいよ土地探しです。土地探しには専門的な知識が必要になるため、住宅メーカーや不動産会社などに相談しながら進めるほうが安心です。
ここからは、土地探しの注意点をお伝えします。
日当たり
土地の方角からイメージすることもできますが、地図だけではどうしても情報が少なすぎます。土地が決まっていないうちから、間取りを決めてしまうようなことは絶対に避けましょう。
例えば、まわりの建物の高さがある場合、日差しが入らず日中でも家の中が暗くなってしまうことも懸念されます。せっかく家を建てても、一日中暗いリビングでは気分も暗くなってしまいますよね。
そのため、複数回足を運んで日当たりについて確認しておくようにしましょう。日当たりが時間帯によって大きく変わる土地もあるため、朝・昼・夕方それぞれの状況を確認しておくと安心です。
隣地との境界線
隣近所との境界線が地積測量図などで確認できれば、大きな揉め事は起こりにくいでしょう。
ただ、境界線があいまいな場合はトラブルになりやすく注意が必要です。他にも、地域独特の慣習などが存在することもあります。
希望する土地の境界線が分かりにくいなど、不安な場合は不動産会社や住宅メーカーの担当者に相談して契約前に解決しておきましょう。
用途地域や建ぺい率は確認必須
土地探しは、家の図面もイメージした上で探すようにしましょう。立地条件や広さ・坪数だけを意識して探すと、希望の間取りを建てることが難しくなります。
「希望する間取りの家を建てられない…」ということに陥らないために、都市計画法によって定められている用途地域についても確認しておきましょう。
住宅そのものを建てられる地域や高さ制限、容積率や建ぺい率などが用途地域で定められています。
おすすめしない土地とは?
土地探しの注意点についてお伝えしてきました。基本的なことではありますが、『家を建てる』という目標の中で、忘れてしまいがちです。
また、購入をおすすめしない土地も存在しますので、頭の片隅で覚えておいてください。
ハザードマップなどの警戒区域
台風や地震、津波といった自然災害が近年、相次いで多数発生しています。
これに伴い、2020年に宅地建物取引業法の一部が改正され、不動産取引、契約時には、ハザードマップを提示し、水害リスクについて説明する義務が課されるようになりました。
しかし、土地探しの時にはできる限り、ハザードマップを確認し、購入したい土地、エリアはどのような災害リスクが考えられるのか確認しておくほうが安心です。
ハザードマップは引越しなどの際、各地域の自治体で配布されますが、自治体のWEBサイトを閲覧することで、いつでも確認ができます。
いびつな形をしている土地
さまざまな土地を見に行くようになると、狭小地や三角地、旗竿地のような変形地を目にするかもしれません。
いびつな形をしている土地は家が建てにくくなるものの、購入価格が比較的安くなります。
もしそのような土地が気になる場合は、土地の契約を進める前にハウスメーカーなどの施工会社に相談するするとよいでしょう。
場合によっては建築が難しい可能性もありますが、土地の形を考慮した上で希望の家を提案してくれるはずです。
土地探しはプロに相談が安心
土地探しはすぐに決まることもあれば、時間がかかることもあります。希望する土地との『縁』を強めるためには、専門知識と抱負な情報を持つプロに相談するのが一番です。
丸和建設では、定期的に家づくり無料相談会を行っています。鹿児島で土地をお探しの際は、ぜひお気軽にご相談ください。鹿児島・薩摩川内・霧島・鹿屋・志布志など、各モデルハウスでご来場お待ちしています。そして土地探しのポイントに注意して、ぜひ理想のマイホームづくりに役立ててください。
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