【後悔しない間取り】注文住宅で理想の間取りを手に入れよう!
戸建てで注文住宅を建てた人の中には住んでから間取りについて後悔したという意見が少なくありません。
注文住宅は、何もない場所にシミュレーションしながら家づくりを進めていくため、住んでみてから「想像していたよりも使いにくい」「部屋が思った以上に狭く感じる」といった問題が発生するなど、どうしても建てる前には分かりづらいことが多いという難しさがあります。
しかし一生に一度の家づくりをするのですから、理想に近い間取りにしたいですよね。
後悔しない間取りを作成できるおすすめの方法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。
注文住宅で間取り決めが重要な理由とは?
快適な住まいは、間取りに左右されるといっても過言ではありません。
間取りは、家事動線や生活動線、さらには家族とのコミュニケーションといった生活環境にも大きな影響を与えます。
家族構成や生活スタイル、年齢など、それぞれ優先すべき点は異なるでしょう。
せっかく自由設計の注文住宅で家づくりを行うのですから、何を優先すべきかじっくり家族で話し合い、プランを練り後悔のない住まいづくりにしたいですね。
間取りをイメージしてみる
早速、間取り決めの進め方をお伝えします。
ゾーニングで部屋を分けてみよう
部屋数ではなく、ざっくりとエリアで分けてみることをゾーニングといいます。
例えば下記のように分けられます。
- パブリックゾーン・・・リビング、ダイニング
- プライベートゾーン・・・寝室、各部屋
- サービスゾーン・・・キッチン、トイレ、浴室、洗面室
それぞれのエリアの利用頻度や用途を考えてみましょう。ゾーニングすることで家づくりに求めているイメージを客観的に把握することができます。
例えばキッチン、洗面室、浴室は家事動線の視点から考えると一直線上のほうがいいのか、それとも洗面室、浴室のみ近い場所を希望するのか、というように、どのようにエリア分けすべきか検討します。
ゾーニングでエリア分けのシミュレーションができたら、必要な部屋数についても確認してみましょう。
玄関、階段などの広さや形状を考える
ゾーニングで大まかな配置を決めたら、玄関や階段に必要な広さや形状などを考えましょう。4人家族が住む戸建て住宅の場合、4LDK=35~40坪程度を希望される方が多い印象ですが、そのくらいの広さであれば玄関や階段の位置が定まるとおおよその間取りが決定することが多いです。
玄関はどの方角に配置するのか、階段は玄関の近くにするのか、それともリビングイン階段にするのかなどはゾーニングの段階で決めておく必要がありますが、広さや形状などを工夫すれば実面積より広く感じるつくりも可能です。
また、玄関や階段の位置次第では廊下などの無駄なスペースが増えてしまい、他の部屋が狭くなってしまう場合もあります。ゾーニングの段階から、じっくり検討しながら進めましょう。
細かい部分を確認する
玄関、階段の場所が定まれば、細かい部分を確認していきましょう。
家事動線や生活動線の利便性がよい間取りだと効率よく動くことができ、住みよい家づくりに繋がります。
例えば朝の身支度や家事に階段の往復を必要とするような間取りであれば、必要以上に時間がかかります。1フロアで完結するよう、ランドリールームと物干しスペースを近くに配置したり、水回りの近くに外出着用のちょっとしたクローゼットやパウダースペースを配置するといった工夫で家事や身支度がスムーズになる場合もあるので、ライフスタイルに合わせて検討しましょう。
他にも家族それぞれがどのような用途の部屋を必要としているのか、さまざまな視点で考えましょう。
注文住宅の間取り決めを成功させるために
後悔のない間取りにするために、いくつか注意しなければいけない点があります。
- 移動や廊下の多い間取り
- 臭いや生活音が気になる間取り
- 採光が少なく昼間でも暗いダイニングやリビング
- 外から丸見えの家
- 風通しが悪い家
住みよい家づくりへの近道としてできるだけ避けたいものを挙げてみました。家事、生活動線が不自由だと一つの動作でも時間がかかり効率的に動けなくなります。
また廊下が多いとその分部屋数が少なくなったり、一回り小さい部屋になったりしがちです。他にも寝室の隣が浴室だと音漏れの心配や、採光がとれないと昼間でも家の中が暗くなるなどの問題が懸念されます。
自由設計とはいえ建築基準法などで定められた基準によって施工しなければならないため、注意しておきたい点は他にもあります。
耐震基準なども定められているため、壁や柱のない広々としたLDKを希望する場合なども、構造によっては耐震壁が必要な場合もあります。どうすれば基準を満たしつつ希望の間取りが叶えられるのか、営業担当者にアドバイスをもらいながら、しっかり確認して進めるようにしましょう。
注文住宅で人気の間取りを取り入れよう!
おすすめの間取りやプランについてお伝えします。取り入れることで家族とのコミュニケーションが増えたり、収納スペースが増えたりとさまざまなメリットがあります。
リビングイン階段
お子さまがいるご家庭なら、リビングイン階段がおすすめです。
リビングイン階段にすることで、家族が帰宅した際に気付きやすいというメリットがあります。子どもはある程度の年齢になると家族とのかかわりを避けるケースもありますが、自室からの出入りにリビングを通る必要があれば「行ってきます」「おかえりなさい」と会話を交わすきっかけを作ることができます。
他にも、リビングに吹き抜けを作り空間を広く見せられること、階段下を収納にできること、1階と2階で家の中に繋がりをもてることなど、多くのメリットがあります。
収納部屋の取り入れ
ウォークインクローゼットやシューズインクローゼットを取り入れると収納が大幅にアップします。
ウォークインクローゼットであれば服の収納はもちろんのこと、使用頻度の低いものなどを沢山収納できます。
玄関横にシューズインクローゼットを取り入れると、家の中に持ち込みたくないアウトドア用品やベビーカー、ボールなど、汚れているものでも気にせず収納することができます。
注意点として、棚を配置する場所や風の通り道の確保、取り出しやすい工夫が必要になることが挙げられます。必ずしも「空間さえあれば収納できる」とは限らないので注意しましょう。
対面キッチン
対面キッチンであればリビングやダイニングにいる家族と会話を楽しみながら、家事や料理ができます。小さい子どもがいるご家庭なら、子どもの様子を見ながら作業を進めることができます。
対面キッチンにはI型、L型、アイランドとさまざまなタイプがあります。
その時の流行りもありますが、長い目で見た時にどのタイプが合っているか検討して選ぶようにしましょう。
パントリーやランドリールーム
パントリーやランドリールームを取り入れる家も増えています。食品や日用品の保管場所や物干しなどの専用スペースがあると、室内がすっきりし、時短も可能なのでおすすめです。
- 【パントリーの魅力】
-
- キッチンツールを一か所にまとめられる
- 冷蔵庫に入らない食材や非常食をストックできる
- 【ランドリールームの魅力】
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- 洗濯物が散らからず、一か所にまとめられる
- 室内干しのスペースを確保できる
- ウォークインクローゼットの隣に配置すれば収納も楽になる
どちらにも魅力やメリットが多々あります。取り入れる際は家事動線を意識しつつ、窓や換気の有無、コンセントの位置なども一緒に検討するとより利便性がアップします。
丸和建設では、無料相談会を定期的に開催しています。鹿児島で注文住宅を建てられる際は、お気軽にご相談ください。鹿児島・薩摩川内・霧島・鹿屋・志布志などのモデルハウスで、ご来場をお待ちしています。
ぜひ「建てて良かった」と実感できるマイホーム作りにお役立てください。
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